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執筆者の写真Estudio El Umbral

無題

イガだらけの中に 美味しさが。

はじめてこれを、食そうとした人、そして食した人に想いを馳せ想像してみる。 イガの中から鬼皮に包まれ そのまた 渋皮に包まれ やっとこさ 種である実にたどり着く。中には虫に喰われたりしてるのもあるけれど、兎に角 美味しく食べるまで手間暇がかかる。こうした事を厭わずに出来ること、すべてに繋がるなぁ。と最近特に思う。


栗と人を重ねて想像もしてた。


一筋縄ではいかない こんな栗のような人が居る。その中の 美味しい種の前にイガで、鬼皮で、渋皮で 周りの人は ヤラレて辟易して終わる。

しかし、、そこへ  「よし!!」と肚を据えて向き合ってみると とんでもない美味しい種(その人の本質)が顕れてくることがある。


生きることは活きること


活きて生かされること。


昔から 「肚を据える」とか 「肚に収める」とか そこへ、時と精神を持続させるからこそ在りえる言葉が日本語にはある。


大切だな。


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